30代主婦と0からの翻訳

いつか翻訳を手がけてみたい、と思いつつ一歩ずつ一歩ずつ英語を勉強中

翻訳と私その0 -ハリー・ポッターと賢者の石

遡れば、一番最初に英語の小説を開いたのは高校生のころ。
当時流行していた「ハリー・ポッターと賢者の石」の原書版を家族が買ってきてくれました。 

Harry Potter and the Sorcerer's Stone

Harry Potter and the Sorcerer's Stone

 

 邦訳のほうは何冊か読んでいました。
それに英語の勉強にもなるかもしれないなと思い、軽い気持ちで訳してみることに。

見事に挫折しました。

最初の数ページは訳したのですが、そもそもハリー・ポッターシリーズはホグワーツに行ってからがおもしろいのであって、ダーズリー家とのやり取りはそこまで楽しくないですよね…。

なぜ挫折したのだろう?

今から思い返してみると、挫折の最大のポイントはこれでした。

手書きでやろうとしたこと。

学校での勉強と同じように、ノートに原文を書き写し、わからない単語を調べて書き、さらにその下に日本語訳を書くという方法を取ろうとしたのです。
この方法は時間もかかりますし、写し間違いの恐れもあります。
また学校の勉強とは違い、100ページ以上もある本を書き写し、いちいち日本語訳を考えていくのは大変な労力がかかります。
分厚い本を傍らにちまちまと訳していくのは精神的にも疲労がたまりました。

あのとき、ノートではなくパソコンに訳していく方法を取っていたら、もう少し先まで訳すことができたのかも…?とは、少し思います。